昨年お取引が始まった、フランスは『お百姓元詰めワイン』地下蔵熟成でおなじみ、シュヴァリエさんのボージョレ・ヌーヴォーが
ついに当店にも入荷致しました!
くぅ~待ってました!! ジュリエナ村ジャイヤール家の畑のブドウ100%の
ボージョレ・ヌーヴォー キュヴェ・シュヴァリエです。
ボージョレも一時期の人気や売り上げが無くなりましたが、原因は同じボージョレを謳っても正直価格に見合っていないものまで売ってしまっていたこと。大手メーカーの扱う品が必ずしも
間違いないかと言うと…。大手の扱うボージョレは注文の締め切りが8月末ですよ。まだワインどころか肝心なブドウも出来てない。その段階で何万ケースの契約をするわけです。ぶどうの出来がどうであれ、
ワインは造らなくてはなりません。ブドウの収量を落とすわけにはいかないので、秋の長雨や病気が心配の年はブドウの熟すのを待てずに収穫してしまいます。糖度が足りず補糖が必要だったり、当然ブドウそのものの出来が良く無ければ良いワインにはなりません。でも名前が通ってると価格は維持出来てしまうんでしょうね。そのギャップがお客様に気づかれはじめたのではないでしょうか。
ボジョレーは、フランス・パリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部の丘陵地帯です。一口にボージョレ地区と言っても96の村に畑がある広大な土地です。その中でも39の村で獲れたブドウを用いたワインが各上のボージョレ・ヴィラージュを名乗れます。ただ当然価格も税金も高くなるため、当店に今回入荷したボージョレはワザと等級を落として販売していただいているものです。小さいお蔵の自社畑のブドウのみの使用のため、ブドウは徹底的に完熟を目指し、さらに全て手摘み職人が吟味して摘んだブドウをオーナー自ら再び選別して仕込む逸品です。
今年は7月が連日38度だったフランスも最低気温は16℃とブドウの生育に良い環境となりました。収量が少なめでしたがブドウの出来は秀逸。さらにこちらのボージョレは早飲み限定ではありません。
酸化防止剤を最小限にとどめることとブドウ、酒質がしっかりしているので、数年間味わいのピークが続くのです。活き活きとした健康的な若々しさとイチゴ類の華やかでふくよかな香味。そして飲みごたえ。
飲み頃は到着して5日ほど置くのが理想的だそうです。輸送の際の振動に香味のバランスが崩れるそうで、大手メーカーの入荷が前日なのにくらべ、シュバリエさんは流石です。きっちり5日前に到着。
当店の土蔵(この時期の蔵内温度は10~13℃ 湿度80%)にてゆっくり休んでいただきました。飲む30分前にコルクを抜栓。14℃位がベストと言われます。
小樽型グラスが合います。
お料理は秋刀魚・鯵・鰯などの塩焼きレモン添え、手巻き寿司、ソーセージ、ビーフシチュー、中華料理一般(酢豚、餃子)、しゃぶしゃぶ等と共にお楽しみ下さい。
このクラスのワインは当然次の日に味わいが変わります。勿論良い方に。複数本買いで12月のクリスマスまでお持ちいただくと、さらに味わい深く楽しむ事が出来ます。正直この価格では全く儲けが無いのですが、まずは本物のボージョレをお楽しみいただく為に、しばらく頑張ります。どうぞ一度お試し下さい。
キュヴェ・シュヴァリエ ジュイヤール・ヴォルコヴィッキ家吟醸
フランス・お百姓元詰めワイン ボジョレーヌーヴォー フルボトル 750ml 3960円(税込)