八ヶ郷を歩いてみよう

八ケ郷の取水が止まる日があるのをご存知ですか?

2日、音声告知放送で、八ヶ郷の取水をほぼ1日止める旨の放送が何度かありました。これは、夜間瀬川からの取水口の堰の中の砂やごみを、定期的に掃除するための大事なメンテナンスの為でした。人にもよりますが、日頃、近くに堰があっても特別意識をすることもないかもしれません。しかし、今回は、本来の用水としての目的とは違った楽しみ方を紹介します。

本来、八ケ郷とは?

古くから夜間瀬川、中野扇状地に発達した郷村(更科、吉田、一本木、若宮、竹原、中野、西条、小田中)による水利共同体のことといわれています。この八ヶ郷用水は、この地域の灌漑として水田、畑といった農地を支える重要な役割を担っております。

八ケ郷の別の一面

農林水産省から、平成17年度に「疏水百選」に認定されております。(※疏水…灌漑や舟運のために新たに土地を切り開いて水路を通水させること)農水省HPには「八ヶ郷用水」水土里のウォーキングコースとして約6Km、2時間のコースがでています。こんな身近にこんなコースがあるとは…。直接用水として利用しない人でも、この水のある風景を5月の爽やかな季節を感じながら、日本の疏水百選に選ばれた八ヶ郷を巡る道を歩いてみるのはいかがでしょうか。

(※場所によっては、私有地と隣接しているところは迷惑にならないように注意してください。)

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